3大保湿成分の1つセラミド
セラミドは保湿力があると言われていますが、お肌の3大保湿成分のなかでも保湿効果が最強と言われるほどなのです!
お肌の3大保湿成分とはコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドですが、そのなかでもセラミドの保湿効果が優れているといわれています。
この3つ「保湿」といった点では同じですが、作用する部位や水分保持の仕方が成分によって異なります。
セラミドは「層の間に水分をはさみ込む」保湿タイプ。
角質層で、細胞間脂質を構成するセラミドが、層を作って水分を閉じ込めることで、しっかりとうるおいを保持します。
つまり、肌の保湿力に差が出てくるのです!
お肌のバリア機能やキメなどにも関わり、保湿・美肌・乾燥肌改善に効果絶大といわれるものなのです。
肌の角質層は角質細胞が何層にも重なっています。
セラミドはこの肌の角質層で、細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱えこんでいるような存在( 細胞間脂質)で肌や髪のうるおいに欠かせない働きをしています。
セラミドは細胞間脂質の主成分にあたり約半分の50%を占めていて、肌にうるおいを与えます。
若くて健康な肌にはセラミドがたっぷりと含まれており、肌もみずみずしくしっとりしていますが、加齢や気候の変化、環境の変化などによって、セラミドの量は減ってきます。
セラミドの量が少ないと、肌にうるおいがなくなり、肌が乾燥した状態のカサカサ肌になってしまうのです。
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セラミドの保湿効果が最強と称される理由とは
セラミドが3大保湿成分の中でも「最強」と称される理由は、細胞と細胞の間を埋める「細胞間脂質」と呼ばれている物質の一つで、お肌の一番上の角質層に存在し表皮の一番外側の部分で働いているところにあります。
セラミドは水分を蓄えてお肌の潤いを保つとともに、細胞間を隙間なく埋めて、外部刺激からお肌を守っています。
お肌が外界と直に接する角質層において、「保湿」、「バリア」という重要な役割を担っているのです。
真皮の水分をどんなに補っても、フタの部分である角質層がセラミド不足で隙間だらけになっていると、そこから内部の水分を逃がしてしまい、コラーゲンやヒアルロン酸の効果も激減してしまうのです。
また、このフタの部分である角質層がセラミド不足になると、外部からの刺激に弱くなり、敏感肌やアトピーが悪化してしまうこともあります。
セラミドという防壁がなければ、内部の潤いを守ることはできませんし、外界の乾燥や刺激を内部まで通してしまうので、さらなる乾燥肌や肌荒れを招くことになります。
セラミドが十分に足りていれば、少しの乾燥や刺激ではビクともしない強いお肌を作り上げることが可能になるということです!
セラミドの魅力は、補給しやすいこともあります。
コラーゲンやヒアルロン酸は外から補っても真皮層まで届きにくい物質ですが、セラミドは肌表面の角質層にあるので、外からのアプローチも効果的!ということは、化粧品などで直接補うことができるので、セラミドに着目したスキンケアは効果が出やすいのです。
セラミドは加齢のほか、空気の乾燥や生活習慣の乱れ、間違ったスキンケアなどによって、皮脂や角質が傷つくと、回復が間に合わなくなり不足していきます。
セラミドは、食べ物やサプリメントで内側から補給することもできますが、実感が早いのは化粧品による外からの補給です。
乾燥肌や敏感肌に「セラミド不足」が考えられる方は、ぜひスキンケアにセラミド補給を試してみてはいかがでしょうか。