間違った洗顔をしていませんか?正しい洗顔方法をご紹介!

洗顔はスキンケアの基本です!

あなたがもし、間違った洗顔をしているなら、一刻もはやく洗顔方法を見直すことが大切です!

こちらでは、間違った洗顔方法と正しい洗顔方法についてご紹介します。

間違った洗顔

間違った洗顔
汚れを落としたいあまりに、ゴシゴシと肌をこすってしまうなど、間違った洗顔方法を続けている人も少なくありません。

洗顔方法が正しくないと、その後にどんなに化粧品でのケアやマッサージを頑張っても、効果が薄くなってしまう場合もあります。

こちらでは、間違った洗顔方法をご紹介します。

1日に何度も洗顔をしている

汗をかいた時や脂っぽさが気になった時、つい洗いたくなるかもしれませんが、1日に3回以上は洗いすぎです。

皮膚には肌の水分を保持したり、外的刺激から守るバリア機能があり皮膚の表面を覆っている皮脂膜と、皮脂膜の下にあるセラミド(細胞間脂質)がその役割を担っています。

1日に何度も洗顔をすると、肌に必要な皮脂や肌のうるおいを保つセラミド、NMF(天然保湿因子)を洗い流してしまい、肌は乾燥しバリア機能を弱めてしまうのです。

よく泡立てずに洗う

時間のないときにやりがちなのが、洗顔料をよく泡立てずに手や指で直接刺激するような洗顔をしていませんか?

これは肌に想像以上の負担を与え、乾燥や赤みを引き起こすことになります。

力を入れすぎている

顔の皮膚は非常に薄く、角質層の厚さはわずか0.07~0.2mmで少しの摩擦でも傷がつくほど繊細で敏感です。

必要以上に肌表面をこすると、まだ肌のバリア機能を十分に担える角質までも強制的にはがし落としてしまい、次第に表皮が薄くなり、少しの刺激にも弱い肌になってしまうこともあります。

たっぷりの泡で洗うとともに、力の入れすぎにも気をつけましょう

熱いお湯での洗顔

熱めのお湯で洗うと、保湿に必要な皮脂までも落としすぎて乾燥の原因になります。

また冷水だと汚れが浮きにくくなり、毛穴の汚れが落としきれなくなります。

シャワーで洗い流す

これも、ついやってしまいがちですが、入浴時に洗顔する際にシャワーをそのまま顔に当ててはいませんか?

シャワーを直接顔に浴びると、水圧で肌がダメージを受ける可能性があるからです。

正しい洗顔方法

正しい洗顔方法
正しい洗顔とは、肌のうるおいを保つセラミドなどの細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)、肌に必要な皮脂は残したままで、酸化した皮脂汚れやメイク汚れ、汗やホコリだけを洗い流すことです。

肌には自浄作用があり、汗やホコリはぬるま湯だけでも十分落とせますが、酸化した皮脂やメイクなどの油汚れは洗顔料を使わなければ落とせません。

こちらでは、美肌になる基本となる正しい洗顔方法をご紹介します。

洗顔は朝と晩の1日2回まで

洗顔は、朝と晩の1日2回で十分です。

朝は軽めに、肌の新陳代謝が行われる夜は念入りに洗うことがポイントです!

洗顔料はたっぷり泡立て使う

洗顔料をよく泡立てることにより、肌に指が直接触れることや摩擦を防ぐことができます。

しっかり泡立てた泡は、表面積が増えることによって洗浄力がアップし、その泡を顔にのせ、なでるように優しく転がすだけで、汚れを包み込んで落としてくれます。

また泡立てることで、手や指による摩擦を軽減するクッションの役割も果たしてくれるので、肌に負担をかけずに洗い上げることができます。

泡立てが苦手、時間がないという方は、泡で出てくるタイプの洗顔料を使ったり、泡立てネットや泡立てブラシなどを使ってみてはいかがでしょうか?

泡を乗せる感覚で洗う

力を入れずに、泡で汚れを包み込みながら、なるべく指が肌に触れないように洗いましょう。

ぬるま湯で十分にすすぐ

洗顔の際の適温は32度くらいが適温といわれています。

手で触って、少しぬるいかな?と感じるくらいが適温です。

顔の皮脂は30度くらいで溶け出すため、30度以上のぬるま湯で洗い流すことで、皮脂を浮かせキレイに洗い流すことができるのです。

すすぐ時は、特に生え際などがすすぎ残しやすいので気をつけましょう。。

洗顔後には保湿を

洗顔後の肌は、角質層から水分がどんどん蒸発していきます。

また肌は洗顔によって角質層の細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)が多少なりとも洗い流され、水分保持力が弱まっている状態にあります。

肌は約24時間かけて細胞間脂質やNMFを回復させていきますが、それまでは無防備な状態ですので、スキンケア化粧品で肌を守ることが大切です。